皮下点滴(皮下輸液)について
自宅での皮下点滴について、使用していた道具や、失敗した時のこと等を記します。
病院で購入していた道具類
動物病院で購入していた輸液パックです。
動物病院で購入していた輸液セットと針。
針は元々緑色のものが装着されているのですがが、病院で別途購入した赤い針に差し替えて使っていました。
緑のほうが細長く、赤のほうが太く短く先が鋭利になっています。
赤い針に差し替えた後、緑の針は使いませんでした。
針は点滴のたびに、毎回変更していました。
使用済の針は捨てずに残しておいて、たまにまとめて病院へ返却していました。
ウチでしていた皮下点滴の方法等
病院で皮下点滴をしてもらう時は、先生達のやり方がうまく逃げ出さなかったのですが、自宅でトライした時は何度が点滴の最中に逃げられました。
先生には時間短縮のため加圧バッグ(加圧帯)の使用を薦められたのですが、ミーシオは臆病なので、加圧バッグをシュポシュポする音に怖がりビックリして逃げるように思えたので、加圧バッグは使わずに、輸液パックをできるだけ高い箇所に設置して、重力で点滴が早く終わるようにしていました。
その方法で200mlを入れるのに、3分から5分くらいかかっていました。
点滴は2人でがかりでしていました。
1人が針を指して針を押さえる役で。もう1人は猫を抑えてなだめる役でした。
点滴中に何度かイヤがって逃げられたり中断することが多々あったため、試しに頭にパーカーのフードを被せて点滴するようにしたら、おとなしくなり、最後まで点滴できるようになりました。
皮下点滴の失敗例
刺針 - 自宅皮下輸液・刺針 | ぎゃおす王国
上記のホームページ等を参考にしていただきたいのですが、後頭部の後ろの背中あたりに針を刺すのですが、刺す場所が悪いと下記の写真のように、片足に輸液が集中した状態になってしまう時ことがありました。
恐らく刺す場所が想定より後頭部に近かったためと思われます。
こうなった場合、輸液が体に吸収されるのに時間がかかるらしく、元に戻るのに12時間程かかっていました。
基本的に害はなかったのですが、一度、太くなった左前足をものすごく気にして、1日中舐めて毛がはげてしまったことがありました。
病院で相談後、包帯をまいていただきました。
写真の、右前足の紺色の包帯は自宅での皮下点滴とは関係なく、病院でしている点滴がいつも右前足にしているのですが、こちらも猫が少し気にしていたので、ついでに治療してもらいました。