強制給餌について
亡くなる少し前に、10日間程ですが強制給餌を体験しました。
給餌中の写真を残していなかったため、強制給餌の具体的な方法は記していません。
シリンジの購入時のことや、与えた缶詰のこと、給餌時に気がついたことを記します。
シリンジについて
インターネットで調べたところ、猫の強制給餌には、シリンジという針のない注射器を使う方法がよさそうでした。
手にいれる方法は、
・楽天・Amazon等のインターネット通販
・動物病院で使用済のシリンジをもらえることがある
・ペットショップ、ホームセンター等で購入
等の方法があるようです。
Amazonで探したらすぐに見つかりますが、今回は実物を見てから手に入れることにしました。
動物病院にすぐに行く用事がなかったのと、無料でもらうだけで訪院するのは気がひけたので、店頭で探すことにしました。
ペットショップを何件か探しましたが、水や薬を与えるための道具はありましたが、猫の給餌用のものはありませんでした。
小鳥の給餌用のシリンジは置いてありましたが、価格も500円以上するのに容量が10ml位と小さいので却下です。
次に、ホームセンターで探しましたが見つけられなかったので、店員さんに尋ねましたがシリンジを知らなかったようなので、あらかじめスマホに表示しておいたシリンジの写真を見せて、針のない注射器だと説明しました。
調べてもらったところ、植物の手入れをする道具が売っているコーナーに置いてあり、サイズも小さいものから大きいものまで数種類ありました。
容量20mlのものを200円くらいで購入しました。
後に、他のホームセンターでも探してみましたが、そのホームセンターでは、工具のコーナーのオイラー (油差し)を置いてある場所に、シリンジが置いてありました。
100円ショップのダイソーでも、化粧用品のコーナーに置いてありましたが、容量が10ml位の小さいものしかありませんでした。
後で、動物病院で相談して無料で数本いただけたのですが、サイズが5mlから15mlと小さかったので、結局自分で購入したシリンジを使っていました。
シリンジを実際に使った感想としては、20mlでは大抵の猫には量が足りず、何度かに分けて与えないとダメそうに感じました。
インターネットで猫の強制給餌を紹介しているサイトや動画等を調べると、20mlくらいのシリンジ数本にあらかじめ餌を入れて用意しておいたり、50mlくらいの大きいものを使っているようです。
それと、10mlくらいのサイズも試してみましたが、餌を詰め込むのが大変でした。
ミーシオは病気が末期で、あまり食べれなかったため、20mlのサイズ1本で丁度よかったです。
給餌は朝晩2回、行っていました。
2人がかりで、1人が膝に座らせて、もう1人がシリンジで与えていました。
下記で紹介するヒルズのプリスクリプション・ダイエットなら1人でも可能かもしれません。
下記の写真の、緑のホースは、ウチでは使いませんでした。
缶詰について
普段食べさせている缶詰だと、シリンジの先が詰まってしまいそうなので、詰まらなさそうなご飯を探しました。
まずスープタイプの缶詰を試してみましたが、スープタイプのものも具材が入っているため、シリンジの先が詰まってしまい出づらくなりました。
次にムースタイプの缶詰を試しましたが、細かい具材が入っているのか、結構、力をいれないと押し出せず、大抵「プシュ!」と感じで一気に放出されてしまい、猫が喉を詰まらせないか心配でした。
ただスープタイプよりマシだったため、しばらくはムースタイプのものを与えていました。
病院に行った時に相談したところ、「ヒルズのプリスクリプション・ダイエット 犬用猫用 回復期の食事療法に」という缶詰が、シリンジでも使いやすいと勧められ購入して帰りました。
試したところ確かにシリンジを軽く押し出すだけで大丈夫でした。結局、以後はこの缶詰を与えていました。